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2010/11/20 (Sat) 石膏一日目ー

石膏取り、無事に今日の分終了。

明日、蓋を開けて中の粘土を書き出して、ひとまず一段落。



私たちは大学で初めて石膏取りをする時は、井野先生という、えらーいえらーい石膏職人の先生が東京からやって来て一年坊主にひとつひとつ教えてくれる。

職人であることに絶対のプライドをもっていらっしゃる、格好いい先生だ。


毎回毎回、へたくそ、へたくそ書いてますが、私は本当に人一倍どうしようもないぶきっちょなので、一回目の石膏取りなんて前も後ろも分からず、ほぼ井野先生が取ってくれたようなもんです。
手を別パーツにしてくださる先生、大サービス!




でも、あれから11年。すっかりひとりで石膏取りが出来るようになりましたが、いまだに石膏どりの大事なポイントはふっと井野先生の声色で浮かぶ。

「へこんでいる所はどうせ厚くなるんだから、形はちゃんとだすんだ」
とか、

「一ブロックを塗り込んでいるときに石膏が足りなくなった時にはどこまで塗ったかわからなくならないように、壁を作って印にするんだよ」
とか。

「キリガネみたいな所を一番をけちっちゃダメだ。再利用なんてもってのほかだ。」というのもあったなあ。



先生はもう、スーツで石膏取りしたって汚れずに出来るなんて伝説もあるくらいの超巧職人なのに、よくビギナー一年坊主にあわせて教えてくれたなあ

失礼なこともたくさんしたように思います。


それでも、当時はきゃははなんて感じで与えられた課題をこなしているだけの気持ちだったけど、こうしてきちんと身になっている今を思うと、こんなおばかちゃん一年坊主に、上質な教育を与えてくれた先生方の愛情に深く深く感謝する。いらいらしたでしょう。申し訳ないです。





しかし、芸大彫刻科なんてのは器用な人間の集団なので、ぶきっちょは本当、ばかにされるんだよなあ。
いつまでたっても私はのび太です。ほんと(泣)

でも、作品だけは出来るの!
不思議だね。

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沖縄にある彫刻アトリエです。

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