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2011/03/14 (Mon) 110314

突然会社でチャーリーブロンソンのDVDをもらってウケる。

ああ!ホワイトデーかあ~!




金曜日から会社のテレビはつけたままだ。

私が産まれた三重県津市はなまえのとおりの元港町で海の近くに住んでいた私は小さい頃から津波に怯えていた。
伊勢湾なので津波は少ない土地ではあるのだが、それでもただひたすら怖かった。


テレビで被災者のおじさんが津波の瞬間のはなしをしていた。スーツをきて髪もセットしてありバリッとしたおじさん。
おじさんが話すなか、映像は波が押しよせて居る瞬間のものに変わる。おじさんのはなしも、津波到達の瞬間のことになる。話す声はじょじょに切迫してくる。声が上ずり、喉がつまり、制御が効かなくなり、イントネーションがなまり、濁音の多い東北の方言でしゃべりだす。

私は母となんとか生き延びたが、間に合わず水に飲み込まれていった人か何人もいた。

そんなことをおじさんはいった。


切り替わったカメラに写ったおじさんの目は真っ赤だった。
ちゃんとした大人の男の人が泣くまいとこらえていた。
私は泣いてしまった。


剥き出した。なにもかもが剥き出しの感情がテレビの中にはあふれている。



ああ、私は手を動かすしかないのだ。日々のまま。

無力なわたしはおもちゃを作り、作品を梱包する。今日も。


でも、でもやるしかないんだよ。

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沖縄にある彫刻アトリエです。

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