FC2ブログ
2011/08/15 (Mon) 耳を澄ましてよく聴いて

耳を澄ましてよく聴いて。

110730_173829.jpg



私は、基本的に動物を好んで作りますが、なかでもぞうが一番好きで、もう10年くらい前から事あるごとに作ります。


なにか自分の心象風景を写したい時にぞうがモチーフになっているように思います。



今回のこの作品は、震災後に作りはじめました。

わずかにさえも揺れず、とても静かで穏やかな春をむかえた沖縄で、あの怖い映像をテレビで見続けて一体自分はどうしたらいいのかわからず、すっかりパニックになっていました。

ものすごく恐怖は覚えつつも、それでも私はあれだけ激しく揺さぶられ、すべてを飲み込む海を目の当たりにした彼らの気持ちを考えられているのだろうか。とその時は思いました。

沖縄から動くことも出来ず、ふんだんに募金するようなお金もなく、貧血だから献血すらままならない。じゃあどうすればいいんだろうかと、ずっと考えていました。



そんなとき、大友良英さんの京都でやっているラジオをポッドキャストで聴いたのでした。
最初はその時ゲストだったレイ・ハラカミの声が聴きたいがために聴きはじめたラジオでした。大友さんのことは「その街のこども」の映画音楽を作った人ということくらいしか知りませんでした。

JAMJAMラジオ3月31日収録ポッドキャスト版→http://p.tl/3LUd


そんなふたりのラジオは、まだ震災直後に録られたというだけあって、ふたりとも軽口のように音楽を語り合いながらもやはり震災のはなしになると空気がびりりとしていました。



福島に現在の実家があり、ご両親が今も福島に居るという大友さんの声の切実さに、広島出身の被爆二世であるハラカミさんの抑えた激しい怒りに、とても心が震えました。




以降大友さんが遠藤ミチロウさんや詩人の和合亮一さんたちとともにプロジェクトFUKUSHIMA!を立ち上げ、
本日8月15日に福島でフェスをやっています。

私は沖縄の会場の桜坂劇場にこの「耳を澄ましてよく聴いて」を置かせてもらえることになりました。
大好きな桜坂の映画館に作品を置かせてもらえるだけでもうれしいです。

ぞうくんも風呂敷をひいて座ってもらいました。


福島の会場の様子はユーストリームで沖縄でも見れます。

一秒も目が離せない。
お茶を入れることもできません。
涙が本当に止らなくてどうしようもない。

いつの間にか三時間も PCの前で坐っています。日も暮れ始めた。

今、スターリンと向井秀徳と同時にやってて困る!!なにごと!!!
そしてザ・スターリン246みてます。
私は18歳で沖縄に来て、夜遊びことはじめは遠藤ミチロウのライブでした。
とっぽいねーちゃんミポリン先輩が連れて行ってくれました。
赤ワイン飲んで、べろべろで金魚の唄を聴いたなあ。
ミチロウさん、バンドも吐くほどカッコいいいいいいいい~~~



集中しすぎて頭が痛い。
でも今日、ハラカミさん見たような気がするなあ。うれしいなあ。


七尾旅人さんの、5月に福島へ行き被災地をみて回った帰り道、ハラカミさんが後部座席で泣いていたという話で大きく声を上げて泣いてしまった。

ハラカミさんが、この世と決別する瞬間があったとするなら、ラストのU-zhaan×rei harakamiのあの演奏中だったとおもいます。
U-zhaaanのタブラすばらしかった!!








わたしはこのゾウ君と一緒に、あの会場の祈りの音に耳を済ませます。

わたしはそうやってまずはこの状況と向き合っていこうと思います。


しんけんに耳を澄ませれば自分の中にある答えも聴こえる。


そう信じています。


プロジェクトFUKUSHIMA!



未分類 |


| TOP |

プロフィール

e彫刻研究所 

Author:e彫刻研究所 
沖縄にある彫刻アトリエです。

最新記事

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カテゴリ