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2012/06/10 (Sun) 11.25自決の日三島由紀夫と若者たち

若松孝二監督の、「11.25自決の日三島由紀夫と若者たち」の舞台挨拶付きを見に桜坂劇場に行ってきました。

細くって、普段は大きい声なんて出さないんだろうなあという印象のARATAこと井浦新が、ずっと演説をし続ける筋肉隆々の三島の役で、その姿を見ていたら、私の思い描いていた三島像とはまた違う、誇り高い美しい三島がそこに居て、不思議な気持ちになりました。

1968年当時の状況だと、三島の演説に空々しさは少しも感じなかったのだろうか。

今を生きてる私から見ると、ほんの少し、三島の筋骨隆々思想は笑ってしまうような感情も含まれちゃうんだけどな~。そうじゃなかった時代があったのかもしれないなあ~と感じました。でも、ARATA三島は信念を強く持ち、本当に美しく魅力的にそこに写っていました。



満島ひかりちゃんの実弟に当たる満島真之介君も重要な役でこの映画に出演していて、(介錯し、共に割腹する森田必勝役)

彼はとても目力が強くて、体も強靭で、内蔵なんてひとつも悪いところがないんじゃないかって思うくらいすごく美しく強い生命力を持った存在としてスクリーンに写っていて、そんな美しく健康な青年が三島の思想にガッツリ魅了されて、その強い強い生命を自分の手で絶つのを見るのはとても辛かった。


上映後、監督と出演者の数名が登壇し、質疑応答となったんですが、質問者の何人か(特に三島事件を実際に知っている世代)が、ARATAがまるで三島にしか見えなかった!と口を揃えて言っていて、へ~~!!と思った。

中でも、ある質問者のおばさんが
「今月の桜坂劇場の会報でこの映画のチラシが送られてきたとき、40年近く前にテレビで見た三島の演説シーンそのままの写真でびっくりして、そしてその中に、真之介も居たからほんとびっくりしてねえ~
!!あ、真之介とは昔から家族ぐるみのお付き合いなんですけど!!」
と沖縄ならではの話をしていたのが大変面白かった。むしろそこでなぜか落涙してしまいました。なんだろこの涙。



終演後、さすがにサイン会に並ぶのは恥ずかしいようと思っていたが、たまたま大学の先輩の泉さんと会ってうっかり、きゃっきゃ言いながら二人で並んでしまった。
ミーハーでお恥ずかしい。
男前がいっぱいいて恥ずかしい!!

ARATA、大西信満(キャタピラーの主演)、満島真之介と並んだ男前壮観図はものすごい迫力で気圧されましたが、若松監督が一番雄弁でニコニコして声が大きくてキュートですてきだった!!

御年76歳だそうで、「あと5年は映画作れるでしょ」
なんていっていたけど、もっともっとやってほしい。あの頭の回転率ならまだまだまだ何本も撮られるのだろうな

ずっとインディーズでこの年までってすごすぎる。

パンフレットは資金源なんだ!って俳優さんがみんなでサインしてる姿は、とってもよかった。

ものづくり、こうありたいです。
真摯でいたい。
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沖縄にある彫刻アトリエです。

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